● 方向性と流れを掴む ●
Vol.5-2



●似たようなイメージを探し出す


【図18】

ススキを演出するために必要なデフォルト登録されているスケルタルストローク。上から【ペン⇒殴り書き】【ペン⇒完璧なフェルト】【ペン⇒古いブラシ】。

【図19】

【図20】


【図21】


【図22】

デフォルト登録されているスケルタルストロークを利用するだけでススキを作成することが出来ます。まずススキの穂の部分は【ペン⇒殴り書き】、葉の部分は【ペン⇒完璧なフェルト】、茎の部分は【ペン⇒古いブラシ】を利用します。バランスとストローク幅の関係は【図19】を参考にしてください。また、カラーリングに関しては、穂は【図22】、葉と茎は【図20】と【図21】を組み合わせています。細部に拘りたい方は更に微妙なカラーリング調整を行ってみるとよいでしょう。その場合でも単純なカラーリングで一度ストケークを登録してからテスト描画して少しずつ調整するという手順を踏むと、短時間で納得のいくイメージに近づくことが出来ます。

また、スケルタルストロークを指定する場合はあくまでも画面のイメージを優先させることが大切です。【図19】はススキのイラスト構造を示した物ですが、左端は登録前のススキをパス表示した状態です。茎と葉が必ずしも正しい位置関係とはなっていないことがお解り頂けると思います。あくまでも大切なのはプレビュー状態での組み合わせ関係ということになります。



●バリエーションの大切さ


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【図23】

通常のスケルタルストロークは横位置で作成しても混乱することはありませんが、今回のように具象的なもので縦位置で使うような場合、登録前の描き込みまたは調整などは縦で処理する方が合理的です。登録時に横に回転させればよいだけですから。

【図24】

群生しているような草花を描く場合、基本イラストは1点であっても、修正が簡単なDrawソフトならバリエーションを短時間で沢山作成することが可能です。作例のような場合は3点程度のバリエーションを作成すると自然な完成イメージを得ることが出来ます。

なお、作例では行っていませんが、このバリエーション間でカラーリングを微調整してみれば、より自然なイメージとなるはずです。

【図25】

1種類のストロークだけで表現したススキ。これだけでも充分に雰囲気は出ていますが、【図26】と比較してしまうと不自然さが見え隠れしてしまいます。

【図26】

【図25】と同一ストロークに対して3種類のストロークで表現したススキです。3種類のスケルタルストロークを色々と組み合わせることで単純な線もより自然なイメージへと生まれ変わります。




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